コンサドーレ
小野 タイトル獲って恩返す 野々村会長チェアマン就任を祝福
■1日、沖縄・金武町陸上競技場】
北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二(42)が、1月31日にJリーグの次期チェアマン就任が決定した野々村芳和会長(49)へ改めて感謝の気持ちを明かした。今季、プロ25年目を迎えるベテランは、ピッチ内外でチームを支え、クラブ初のタイトル獲得で恩返しすることを誓った。
同じ静岡県人として「うれしい」
J1最年長の小野が、野々村会長のチェアマン就任を心から祝福した。前夜のオンライン会見では、花束を持ってサプライズで登場。「本当にプロサッカー選手が、チェアマンまで上り詰めるのは、なかなか難しい、簡単な事ではない」と、新たな日本サッカー界の顔になるであろう野々村氏をたたえた。
この日の練習前、グラウンドを訪れた野々村会長に「ボス」と声をかけ、笑顔でグータッチ。野々村氏と小野は7学年違うが、共にサッカー王国の静岡県出身。「そんな名誉な職に就任されたことは、同じ静岡県人として、北海道を盛り上げてくれて尊敬できる人。本当にうれしいの一言」と、声を弾ませた。