ファイターズ
2022/02/04 14:51

根本 勝コーチ直伝チェンジアップで勝負

2年目を迎えた道産子左腕・根本が新球を磨き、1軍に生き残る(撮影・村本典之)

■名護キャンプBIG組

 高卒2年目で初の1軍キャンプスタートとなった根本が、今季初実戦で「勝流チェンジアップ」を初披露する。順調に行けば6日の紅白戦(名護)での登板が予定されており、「いままで実戦では投げていないが、しっかりといいボールを投げられるようにしたい」と意気込んだ。

 昨秋のキャンプから武田勝投手コーチの助言を受けて、新球の習得に着手。このオフは右打者の外に落ちていく緩い変化球のマスターに取り組んできた。

 この日、ブルペンでは計55球のうち、6球ほどチェンジアップを投じた。受けた捕手の郡からは「いいね~」と声が飛び、投球練習を見守った同コーチは「はやくも実戦で使えるような段階にはきている」と太鼓判。根本本人も「だいぶまとまってきて、大きく抜けたりすることはなくなっているので、すごくいい感触です」と手応えを口にした。

 今季の目標は「3勝」。謙虚な道産子左腕は、新球を引っ提げて、1軍マウンドを目指す。

古川侑はブルペンで51球

 育成選手では唯一の1軍キャンプスタートとなった右腕が、ブルペンで投球練習を行い、51球を投じた。昨オフに巨人から戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトを経て新加入。「カーブのストライク率を上げられるよう取り組んでいる。野球ができる喜びを感じながら、しっかりアピールできるようにしていけたらなと思います」と誓った。(名護)

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