コンサドーレ
GK大谷 今季はリーグ戦出る
■3日、沖縄・金武町陸上競技場
北海道コンサドーレ札幌は3日、ハーフコートでのミニゲーム(9対9)などを行った。移籍2年目のGK大谷幸輝(32)は今季にかける強い思いを口にした。昨季はルヴァン杯4試合に出場もリーグ戦の出場はなし。先月26日に行われた長崎との練習試合では軽快な動きを披露するなど調整は順調だ。浦和で3シーズンを共に過ごしたFW興梠慎三(35)の加入も刺激に、5年ぶりのJ1リーグ戦出場へ猛アピールを続ける。
昨季の悔しさを糧に、大谷が移籍後初のリーグ戦出場へ意欲を見せた。26日の長崎戦や2日の紅白戦で主力組のゴールマウスを守った。今キャンプで実戦を3試合消化。「3試合で、やろうとしていることを出せている」と手応えを口にした。
2017年に当時J1だった新潟でリーグ戦23試合に出場した。札幌では昨季、ルヴァン杯グループステージで4試合に出場したが、残りのシーズンはベンチを温めた。「チーム目標はACL(アジア・チャンピオンズリーグ出場)圏内やタイトル獲得。力になりたい」と戦力としてのアピールを続けていく。
興梠とは浦和で共にプレー。年も近い。「とてもお世話になった。札幌のサッカーに適任。絶対にいい関わりをしてくれる。チームを一つ上の段階に連れて行ってくれる」。自らも負けじと守護神の座を狙う。
自他共に認める、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のファン“モノノフ”の一員。昨年12月には約2年ぶりにライブへ足を運び、「すごくいい充電ができた」。充実したオフを経て、勝負のシーズンに突入した。