男子ノーマルヒル予選 陵侑4位で通過
日本勢全員が本戦へ
■スキージャンプ 男子ノーマルヒル予選
男子個人ノーマルヒル予選で、日本勢はエースの小林陵侑(25、土屋ホーム)が99メートルの111・4点で4位に入るなど、4人全員が6日の本戦へ進んだ。佐藤幸椰(26、雪印メグミルク)は100メートルの103・6点で10位、小林潤志郎(30、同)は26位、中村直幹(25、フライングラボラトリー)は29位で通過した。
小林陵は「動きが(4日の公式練習から)すごく良くなったので、いいジャンプができた。風は本当に当たり外れが激しいけど、そんなに考えずにいいパフォーマンスができれば」と本戦を見据えた。
(共同)
5大会連続出場の石田 日本勢最高27位
■スキー距離 女子複合
クラシカルとフリー走法で半分ずつ走る複合(15キロ)で、2006年のトリノ大会から5大会連続出場の石田正子(41、JR北海道)が日本勢で最高の27位に。
上位への壁は厚かったが、上々の滑り出しだ。今大会で自身最初の種目を終え、「(遠征や合宿の)疲れも取れてきたので、少しずつ調子は上がってくると思う。しっかり一つ一つのレースに集中して、今できることをやっていきたい」と言い切る。今後は10キロクラシカルや20キロリレーに出場する予定だ。(共同)
タイムなし18位 4大会連続出場立崎「力の差感じた」
■スキーバイアスロン 混合リレー
バイアスロンで日本が初めて臨んだ混合24キロリレーは、厳しい結果に終わった。第2走者の前田沙理(31、自衛隊真駒内)の途中で先頭から周回遅れとなり、レース終了。タイムなしの18位に終わった。能登監督は「この会場の寒さと風に対応できなかったのが全て」と悔しげに振り返った。
女子で4大会連続出場の第1走者・立崎芙由子(33、同)が序盤から出遅れる苦しい展開。トップに2分35秒3の大差をつけられた。「(先頭から)1分半以内でいければと思っていた。思った以上に対応できなかった」と責任を背負った。
得意の射撃では罰走を科されることがなかったが、予備弾を使ってなんとかクリアした。立崎は「力の差を感じた」と肩を落とした。(共同)