冬季スポーツ
《島山記者の書いチャイナ~》 コロナ濃厚接触で苦難のスタート
初の五輪取材は苦難のスタートとなった。
北京入りした翌日の1月29日。競技会場を視察していると、大会本部から1通のメールが届いた。「あなたが濃厚接触者であることを確認しました」。北京行きの飛行機で二つ後ろの座席に座っていたメディア関係者が、到着後のPCR検査で新型コロナウイルスへの感染が判明。記者もホテルでの隔離生活を強いられることになった。
自室から一歩も外に出ることができなかった隔離期間中は、毎日午前9時と午後9時にPCR検査を行い、計14度の検査で陰性を確認。6日から外出を許可された。1週間、たまりにたまった鬱憤(うっぷん)を晴らしたい。いざ現場へ!