冬季スポーツ
スマイル史上初決勝トーナメント進出
■アイスホッケー 女子1次リーグ
中国にPS戦惜敗するも勝ち点上積み
スマイルジャパンが8強進出だ!世界ランキング下位による女子1次リーグB組で、開幕2連勝の日本(世界ランク6位)は開催国の中国(同20位)と対戦した。5分間の延長戦でも1―1と決着がつかず、ペナルティショット戦に突入。惜しくも1―2で敗れたものの、勝ち点1を積み上げてB組3位以上が確定。4度目の五輪舞台で初の準々決勝進出を決めた。
激闘の末、今大会初黒星を喫した。スマイルジャパンの選手たちは肩を落とし、浮かない表情だった。延長でも決着せずに突入したペナルティーショット戦。日本は5人とも決められなかった。初の準々決勝進出を果たしたものの、結果はほろ苦かった。
「立ち上がりで押されないように」という飯塚監督の思惑通りにはいかず、守備に追われる時間が続いた。第1ピリオド18分すぎ、DF細山田茜(29、道路建設ペリグリン)が左サイドのフェンス際から中へ持ち込んで先制ゴール。しかし、北米出身の大柄な選手が主力に入る中国相手に劣勢で、第3ピリオド開始早々に追い付かれた。60分で勝てず、最後の最後に屈した。
1次リーグを1位で通過できなければ、準々決勝では世界2強のカナダ、米国のどちらかと当たることが予想される。少しでも準決勝への可能性を広げるためにも、8日のチェコ戦では是が非でも勝利が必要となった。