冬季スポーツ
《島山記者の書いチャイナ~》オリンピアンとして再会
堀川を初めて取材したのは、白樺高1年生でいきなり2冠を達成した2019年の全道高校スケート。衝撃的な強さだったが、当時は約2年後に北京で会えるとは思ってもみなかった。
滑りは高校1年生離れしていた。だが、会話をしてみると、中身はチョコレートが大好きなごく普通の16歳。レースが終わると、監督から禁止されていたお菓子をスタンドの隅でパクリ。「内緒にしてくださいね」と、お願いしてきたあどけない表情を今でも覚えている。
そのときの少女が今ではオリンピアン。初の五輪を経験し、この先どんな成長曲線を描くのか。4年後、8年後の姿が今から楽しみで仕方がない。