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2022/02/18 14:21

坪井氏 独立L・石狩初代監督に 「北海道を盛り上げる」

石狩レッドフェニックスの指揮官に就任し、会見に出席した坪井監督(撮影・小田岳史)

 5月に開幕する独立リーグ・北海道フロンティアリーグに所属する石狩レッドフェニックスは17日、元日本ハムの坪井智哉氏(47)が初代監督に就任することを発表した。元同僚で日本ハムを率いる新庄剛志監督(50)との連携も視野に入れる坪井監督。プロ野球、そして米大リーグへ選手を輩出することを目指し、新たなスタートを切る。

 坪井監督が7年間を過ごし「第2の故郷」と呼ぶ北海道で新たな一歩を踏み出す。「愛情をもって野球の楽しさ、厳しさを伝えていく。1人でも多くNPBに行ってもらいたい。MLBだとか、海外にも野球をする場所がいっぱいある。そういうことも含めて応援できたら」と大きな夢を掲げた。

 新庄監督とは阪神と日本ハムでいずれも3年間共にプレー。2006年には札幌ドームで日本一の美酒を一緒に味わった。「日本ハムに乗っかるところは乗っからせていただいて、独立リーグにしかできないことは僕らに。北海道全体を盛り上げられれば。いろんなコネクションを使って、やれることは何でもやりたい」と古巣にラブコールを送った。

 阪神時代には球界を代表する指揮官の下で育った。「野村さんには、準備の大切さ、星野さんには、燃える闘魂じゃないですけど、『気持ちで負けるな』という部分を教えてもらいました」。恩師の教えに坪井流を加えて独自の監督像を創り上げていく。

 背番号は日本ハム時代の「7」にちなみ、「77」に決定。「北海道日本ハムファイターズだけでいいの? 北海道全体を盛り上げるのなら、独立リーグも応援してよ」とF党へのアピールも忘れない。石狩からも熱いニュースを発信する。

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