日本ハム・池田隆英投手（２６）がきょう１４日、西武戦（メットライフ）に先発する。２月末にトレードで加入。開幕からローテーションの一角として奮闘する右腕が、６月１２日のＤｅＮＡ戦以来、約３カ月ぶりの白星を目指す。

　池田が勝利に飢えている。プロ５年目で先発ローテーションに初めて定着したが、味方の援護に恵まれず、３勝９敗と負けが先行。３カ月以上白星から遠ざかり、「充実はしてますけど、勝ちたいので。そこが足りなくて、もどかしさみたいなのはすごく感じてます」と心境を吐露する。
　前回登板３日のロッテ戦では３回２／３４失点ＫＯ。シーズン前半戦は心に余裕があったが「やっぱり勝ちたいですから。正直、勝ち星が増えなくて」と焦りが出てきたという。
　翌４日に出場選手登録を抹消されたが、１軍に帯同しながら調整。投球フォームやデータを一から見直し、「結構、面白いものが出たので、それを生かせれば」と意気込んだ。
　敵地・メットライフでは、４月１３日に移籍後初勝利をマーク。８月２７日の登板では、右ふくらはぎがつり、五回途中で無念の降板となったが、１失点と好投した。自身４勝目を懸けて、いいイメージでマウンドに上がる。