ファイターズ
ドラ8 北山 3連続Kで本拠地デビュー
鮮烈な本拠地デビューだ。ドラフト8位ルーキーの北山が八回に救援し、3者連続三振の圧巻投球を披露した。アマチュア時代からこだわり続けてきた直球は、自己最速の156キロを計測。大化けの予感を漂わせた。
サンタナに対して、バットに当てることすら、許さなかった。2球で簡単に追い込み、カウント1―2から高めの156キロで空振り三振。宮本はフォークを振らせ、赤羽は直球でねじ伏せた。
札幌ドームのマウンドがフィットし「自分のパフォーマンスが上がる、ほどよい緊張感の中で投げられました」と手応えを強調した。
新戦力の台頭だ。新庄監督も「藤川くん(阪神SA)も言っていたように、初速と終速の幅が少ない投手がいい投手だと思う。それを彼は持っている」と目を細めた。
キャンプ中は武井壮氏、室伏広治氏ら異業種のプロフェッショナルから指導を受けた。北山は「いろんな方々から学ぶ機会があり、得られるものがたくさんあったので、それが今、力になっている」と感謝。ドラフト下位指名は関係ない。ストイックな大卒右腕は快速球を武器にのし上がる。
■ヌニエスが来日
日本ハムは3日、新外国人のレナート・ヌニエス内野手(27)が成田空港着の航空機で来日したと発表した。今後は国が定める隔離期間と手続きを経て、チームに合流する予定。
■五十幡 急性腰痛
日本ハムは3日、五十幡亮汰外野手(23)が前日2日に札幌市内の病院で検査を受け、急性腰痛と診断されたと発表した。五十幡は同日のヤクルト戦で腰の違和感を訴え、三回終了時に途中交代した。