ファイターズ
2022/03/05 15:00

新庄監督 助っ人も守備位置シャッフル

今季は外国人選手も本職以外の守備位置でシャッフルすることを明言した新庄監督

 助っ人にも“聖域”なしだ。日本ハムのビッグボス・新庄剛志監督(50)が、新外国人選手にも本職以外のポジションを守らせる意向を明かした。日本人選手に対しては、すでにオープン戦で田宮裕涼捕手(21)を左翼で起用するなど、キャンプ中から実践済み。投手以外の8つの定位置に誰を配置すべきか―。固定観念に縛られず、最適解を探しにいく。

 特別扱いはしない。3日にメジャー通算56本塁打の大砲・ヌニエスが来日したが、新庄ビッグボスは「全員一緒」と横一線を強調。戦力を有効に活用するため、本職以外のポジションで起用する可能性を示唆した。

 「外国人をわけわからんところ、守らせてやろうかな。いきなり内野手を外野に行かせたり。『WHAT?!』って言われるね。キャッチャー行けなんて言われたら、めっちゃ怒って帰るよね。こんな監督嫌だって。でもそういう監督やから」

 日本人選手に対しては、春季キャンプ中からポジションのシャッフルを繰り返し行ってきた。守れる場所が多くあれば、起用の幅は大きく広がる。新たに加入するヌニエス、アルカンタラはともに内野手登録だが、「俺は動きを見て、できるだろうというポジションにつける」。練習で特徴を見極め、しっかりと意図を伝えた上で、複数の守備位置に挑戦させるつもりだ。

 「8個しかないからね、ポジションは。そこで争わせる」とビッグボス。外国人も日本人も関係ない。レギュラーは実力で決めていく。

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