高校野球
クラーク山中 冬季練習に手応え
第94回選抜高校野球大会(18日開幕、阪神甲子園球場)に初出場するクラークが5日、宮城県の仙台市内で約4時間、シートノックや打撃練習を行った。きょう6日に予定されている練習試合に登板予定の左腕エース・山中麟斗(2年)は、ブルペンで約30球を投球。冬に鍛えてきた成果を確認する場に備えた。
練習を終えた山中は、「北海道と違って、とても暖かい。体のキレもいい感じ。腕も振れている感じがあって、コース際に投げ分けられたら、結構イケる」と、好調をアピール。練習試合でのチェックポイントは変化球でリズム良くカウントを取ること。さらに「初見の打者がどんな反応をするか確かめたい」と、より本番を想定した作業へと移行する。秋に敗れた九州国際大付にリベンジするマウンドへ、ここから調子を上げていく。