ファイターズ
≪イースタン≫ドラ4細川初アーチ 母校甲子園Vに刺激
■イースタン 日本ハム5-0ロッテ(14日、鎌ケ谷)
日本ハムは14日、本拠地でロッテと対戦し、5―0で快勝した。ドラフト4位・細川凌平内野手(19)が三回にプロ初本塁打となる先制2ランを放つなど、4本塁打で圧倒した。投げては先発の金子弌大投手(37)が、7回を投げて1安打無失点で3勝目を挙げた。
期待のルーキー・細川が、待望の一発を放った。三回無死一塁で迎えた第2打席で右中間に運んだ。「やっと出たって感じ。けがもあったので、とりあえずよかった」。6月に右手有鈎(ゆうこう)骨の鈎切除術を受け、8月27日から実戦復帰。2軍戦18試合目で初アーチを架けた。
母校・智弁和歌山高が夏の甲子園で優勝。細川は「日本一になると言って実現してくれた。一緒にやってきた後輩なので刺激を受けた」
次は先輩の番だ。「1年目に絶対1軍に上がりたいと思ってやってきた。まだ諦めていないので、最後まで結果にこだわりたい」。1軍デビューへ猛アピールを続ける
◆清宮はダメ押し16号ソロ
○…清宮が「4番・一塁」で先発出場し、ダメ押しの一発を放った。3点リードの六回、先頭で迎えた第3打席でイースタン・リーグトップに2本差に迫る16号ソロ本塁打を放った。「最近あまり調子が良くなかった。打つしかないので、積み重ねていくしかないと思う」。結果を出し続け、1軍の舞台を目指す。(鎌ケ谷)