Bリーグ
レバンガ今季ワースト5連敗 寺園 アシスト光った
■Bリーグ1部 第23節 (9日、札幌・ 北海きたえーる)
B1東地区のレバンガ北海道は94―103で信州に敗れ、今季ワーストの5連敗を喫した。試合開始から日本代表候補4人を抱える強力布陣の前に苦しんだ。前半は1点リードで折り返したが、後半に逆転されて徐々に引き離された。前回対戦で逆転負けを喫した相手にリベンジを果たすことができなかった。
約1カ月ぶりのゲームだったが、負の連鎖を断ち切ることはできなかった。佐古HCは「高確率で3点シュートを決められてしまった。ディフェンスを壊された」と肩を落とした。
信州の若き代表コンビ、PG/SG岡田とSF前田を中心とした攻撃の前に屈した。岡田には第1クオーターだけで3点シュート2本を含む15失点。外を警戒すると、今度は前田にインサイドから何度も決められた。終わってみれば、岡田の34得点など2桁得点が5人。圧倒的な攻撃力の前に、粘りの守備もほころびを見せた。
最大14点のリードを許したが、最後まで食い下がった。Bリーグ通算500アシストに残り「15」としていたPG寺園は、両チーム最多の8アシストをマーク。「縦にアタックして周りを生かすところは出せたかな」。リーグ戦は後半戦に突入した。立て直しを図り、連敗脱出につなげたい。
折茂代表引退試合に田臥、五十嵐ら出場
レバンガ北海道は9日、6月18日に札幌・北海きたえーるで行う折茂武彦代表(51)の引退試合に出場するメンバーを発表した。チームレジェンドが梶山信吾、佐古賢一、節政貴弘、長谷川誠、半田圭史、古田悟、山田大治、渡辺拓馬の8人で、チーム9が朝山正悟、五十嵐圭、柏木真介、川村卓也、桜井良太、竹内公輔、竹内譲次、田中大貴、田臥勇太、野口大介、比江島慎の11人(敬称略)。追加メンバーは決定後に後日発表される。