日本ハムは１７日、「ＯＰＥＮＩＮＧ ＧＡＭＥＳ ２０２２」と題して開催する３０日の西武戦（札幌ドーム）に、２月の北京五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが登場し、ファーストピッチを行うと発表した。五輪で輝いた「勝利の女神」が、新生ファイターズに追い風を吹き込む。

　北京五輪の舞台で歓喜の笑顔を見せたロコ・ソラーレが、日本ハムの本拠地・札幌ドームにやってくる。五輪での活躍は記憶に新しい。ロコ・ソラーレは２０１８年平昌五輪の銅メダルを上回った。日本カーリング界初の決勝進出を果たし、史上最高の成績を収めた。

　ロコ・ソラーレの藤沢五月（３０）は「貴重なファーストピッチに参加させていただくことになり、チーム一同、心よりうれしく、感謝しています。スポーツで北海道を共に盛り上げる仲間として、そしてファイターズファンの一員として、神聖なマウンドに立たせていただく責任と喜びを感じながら、少しでも試合を盛り上げるお手伝いをさせていただければと思います」とコメントした。

　１６年にもファーストピッチを行った経験がある。当時はマウンドからボールを転がす“カーリング投法”を披露していたが、今回はどんな投球を見せるか注目だ。ファーストピッチには藤沢、吉田夕梨花（２８）、鈴木夕湖（３０）、吉田知那美（３０）、石崎琴美（４３）の５選手が参加する。