新外国人入団会見

　日本ハムの新外国人４選手が１８日、札幌ドームで行われた入団会見に出席した。先発として期待されるジョン・ガント投手（２９）は日本のアニメに造詣が深く、特に「ドラゴンボール」が好きだという。お立ち台に上がった際には、同アニメでおなじみの〝かめはめ波〟ポーズを披露することを誓った。

　好調な投手陣をさらに底上げする存在だ。ガントは米大リーグでの実績が豊富で、昨季も３９試合（先発は２１試合）に登板した。ツーシームを軸に多彩な球種でゴロを打たせる投球が持ち味だ。

　先発として期待されるメジャー通算２４勝の助っ人右腕は「ようやくファイターズのユニホームを着ることができました。すごく楽しみな気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

　昨季まで所属していたツインズでは元広島の前田健太とチームメートだった。前田は「ドラゴンボール」のバッジが付いたグラブを持っており、ガントは大きな興味を抱いた。「僕もドラゴンボールの大ファンなので、それを全部見せてもらって１つ（グラブを）譲ってもらった」と明かした。

　主人公・孫悟空の必殺技「かめはめ波」のことは当然、知っており、ポーズも披露した。「ヒーローインタビューで？　絶対にやります！」とニッコリ。新助っ人右腕が白星を集め、日本一の夢をかなえる。

アルカンタラ　メンディと呼んで

　二遊間もこなす器用なスイッチヒッターだ。１６日の西武戦では１軍初安打もマークした。ポジションのこだわりはなく「ビッグボスがどこがベストか決めてくれると思うので、しっかり対応して、チームの一員として手助けができれば」と決意表明。歓迎してくれたチームメートに感謝し「名前も名字も長すぎて嫌だと思うので、メンディと呼んでください」とアピールしていた。
（札幌ドーム）