ファイターズ
4番・王柏融 先制パンチ!チームトップタイ8号2ラン
■日本ハム3-3西武(15日、メットライフドーム)
王柏融が先制パンチを食らわせた。2試合連続「4番・DH」で先発出場。一回2死三塁の場面で相手先発・本田の投じた4球目、131キロのチェンジアップを右翼席最前列に運んだ。
高浜と並びチームトップの8号2ラン。「完璧に捉えることができましたが、札幌ドームではフェンスを越えないと思います。伊藤が先発なので、初回から援護することができて良かったです」。ベンチ前で先発の伊藤とグータッチを交わすと白い歯がのぞいた。
さらに、1点差に詰め寄られて迎えた三回の第2打席は、1死二塁から本田の139キロ直球を捉えて右前適時打。「ホームランの後だったので、謙虚につなぐことだけを考えて打席に入りました。チャンスをつくってくれた(西川)遥輝さんに感謝です」。この日3打点目を挙げた。
11日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では来日3年目で最多の1試合5打点をマーク。得点圏打率.356を誇る「台湾の大王」が、ここぞの勝負強さを存分に発揮している。