ファイターズ
佐藤 捕手も「1イニングくらいなら」
■新庄BIGBOSSが提言
ビッグボスの危機管理だ。新庄監督が、内野手・佐藤の捕手起用プランを明かした。ブルペンで投球マシンの球を受けさせたそうで「試合になると、けがもあるだろうし、捕手がいなくなった時のための練習を前もってやっておく」と説明した。
「ペッパー師匠」の愛称が定着しつつある佐藤は、北海高時代に捕手を経験。この日は札幌ドームで行われた全体練習に参加し「ナメている、と言われたらあれですけど、1イニングくらいだったら、できると思います」と自信をのぞかせた。
「西武の森さんのミットをこういう時のためにいつも持参しています。出られるんだったら、キャッチャーと言われても喜んでやります」と意欲満々。昨季、西武からトレードで加入した道産子が万能ぶりを発揮する。
宮西 開幕投手「頭の真ん中に」
未発表の開幕投手候補に挙がっている宮西が、フレッシュな気持ちで15年目のシーズンに臨む。
「開幕投手は(頭の)片隅じゃない真ん中らへんに置いておかないと。みんなが準備しているんじゃない」と苦笑い。「久しぶりにルーキーの時みたいな感じで開幕を迎える感覚です」と心境を明かした。
入団時から中継ぎ一筋を貫いてきたベテラン左腕だが、6日の巨人とのオープン戦(札幌ドーム)でオープナーのテストを兼ねて先発。「僕らは行けと言われたら行くのが仕事。思い切ってやるしかない」。覚悟はできている。