ファイターズ
野村 復帰後初ヒット 守備も問題無し
■イースタン 日本ハム7ー4DeNA(23日、鎌ケ谷)
日本ハムの野村佑希内野手(21)が23日、イースタン・リーグのDeNA戦(鎌ケ谷)に「1番・三塁」で先発し、左足首捻挫からの復帰2試合目で初安打を放った。三回まで出場し、2打数1安打。復帰後初の守備も無難にこなした。試合は7―4で勝利し、2軍チームは開幕3連勝を飾った。
野村が久々の快音を響かせた。第1打席は空振り三振に倒れ、迎えた三回の第2打席。1死一、二塁で左腕・石田の直球を中前に運んだ。約1カ月ぶりの“復帰戦”だった21日のDeNA戦は無安打。「体が開いていた。修正してイメージ通りの打撃ができた」と2試合目で結果を出した。
この日は復帰後初めて三塁の守備にも就き、三回で交代するまでにゴロを3度、正確にさばいた。「前の打球も横の打球もしっかり反応できたので、体は大丈夫」。課題の走塁も「試合でできましたし、良くなっている」と不安はない。
2月25日に左足首を捻挫し、戦線離脱。「けがが多いのは自分の責任。早く戦力に戻れるように」と前向きにリハビリを続けてきた。今後は体の状態を確認しながら出場イニングを伸ばし、早期の1軍昇格を目指す。