コンサドーレ
2022/03/24 15:05

17歳西野 今季初出場に意欲

ルヴァン杯・京都戦で今季初出場を目指すDF西野

 北海道コンサドーレ札幌のDF西野奨太(17)が、26日ルヴァン杯・京都戦で、今季初出場を目指す。昨年10月にクラブ史上最速でトップ昇格も、今季は春季キャンプで左太ももを負傷し出遅れていた。フレッシュな若き才能が、チーム内競争をさらに活性化させる。

26日ルヴァン杯・京都戦へ「悔しさぶつけたい」

 西野は沖縄キャンプ最終盤の練習試合で相手と接触し、左太ももを打撲。「血がたまって1カ月くらい長引いてしまった」と無念の離脱になったが、今では復調。26日のルヴァン杯・京都戦の出場に意欲を示し「けが中に抱いた悔しさや気持ちを、与えられた出場時間でぶつけたい」と気合十分だ。

 キャンプ序盤は主力組でのプレー機会を与えられるなど、ペトロビッチ監督の期待は大きい。「今までにないくらいコンディションが上がっていた。落ち込んだけど、切り替えてやるしかない」。リハビリ中はMF高嶺に筋力トレーニングの教えを請うなど、肉体強化に励んだ。

 トップ昇格当初は「意識する選手は特にいない」と語っていた17歳も、台頭してくるライバルの存在を糧にするように。前節対戦したC大阪のFW北野颯太は、同じ2004年生まれ。ここまでリーグ戦5試合に出場している。「一番、刺激をもらえている」。自身もU―17日本代表でキャプテンマークを巻くなど、世代の中心。出場機会を勝ち取り、ピッチの上で存在感を示していく。

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