コンサドーレ
「戦いが始まる」定位置獲りへアピール中の岡村が気合十分
北海道コンサドーレ札幌のDF岡村大八(25)が、4月2日のホーム浦和戦の先発出場へ、猛アピールする。新型コロナウイルス陽性判定で離脱していた選手らも復帰し、チーム内競争は再び激化。前節で得た収穫と課題を、ピッチの上で表現する。
離脱組が続々復帰「すぐに席は渡したくない」
岡村が出場機会増へ、気合を入れ直した。離脱していた選手たちが復帰し、全体練習も一段と活気づいた。「またさらに熾烈(しれつ)な戦いが始まるなという感じ」と引き締まった表情で話した。「チャンスを生かせたかどうかは監督が決めることだけど、スタメン組が戻ったからといってすぐに席は渡したくない。練習からアピールしていく」と決意表明した。
19日のC大阪戦はリベロで今季初先発。後半17分にミスから失点に絡んだものの、守備を統率しビルドアップの面でも手応えを得た。前半30分にはCKから得点し、セットプレーでも存在感を発揮した。加入2年目でペトロビッチ監督の戦術も身体に染みこんだ。今季は右足首の負傷で出遅れたが、チーム内競争を活性化させるキープレーヤーだ。
対戦相手には負けられない相手もいる。浦和の攻撃をけん引するMF小泉は前橋育英高の同級生。「(小泉)佳穂はオフも一緒にボールを蹴ったり、連絡も取っている仲。浦和の攻撃は自分が出れば無失点で勝ちたい」と意気込んだ。