コンサドーレ
2日浦和戦 トゥチッチ今季初ゴール決める
■30日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は4月2日のホーム・浦和戦に向けて、ミニゲームなどを行った。FWミラン・トゥチッチ(25)が、今季初ゴールへ士気を高めている。FW小柏剛(23)らの不在をカバーし、チームを今季リーグ戦初勝利に導く。
小柏、興梠不在もリーグ戦初勝利へ
加入2年目を迎えたスロベニア人ストライカーは、ペトロビッチ監督の戦術への理解も深まり、攻守に献身性を見せている。「少しずつチームのスタイルやチームメートのプレーに慣れてきた。まだまだシーズンは始まったばかり。どれだけできるか活躍して、証明したい」と力を込めた。
チームはコロナ禍の苦境を乗り越えたものの、FW小柏は負傷離脱中。浦和から期限付き移籍のFW興梠も次節には出場できない。それでも助っ人は「(前節)C大阪戦で見せたとおり、レギュラー組以外にも、良い選手がたくさんいる。代わりの選手が頑張ってチームのために戦うので問題ない」と言い切った。トゥチッチら出場機会に飢える選手の躍動が、今季初勝利をたぐり寄せる。
「浦和はビッグクラブで強敵だが、私たちがベストを尽くせばどこのチームにも負けない。勝つ自信はある。試合を楽しみにしている」とトゥチッチ。モチベーションは高い。本拠地で今季初得点を挙げ、自らも勢いに乗っていく。