ファイターズ
2022/04/02 23:30

《BIGBOSS VOICE》 151キロのフォーク打てるか!

■日本ハム0ー7オリックス(2日、京セラドーム)

 ―試合を振り返って
 「(山本由伸の)151キロのフォーク打てるか!初めて見た。打席で遊ぶぐらいの気持ちでいかないと。多分当たらない。今日は(安打)5本? 雰囲気はあったね。あと一本が出なかっただけであって」

 ―六、七回あたりは向こう(山本)のリズムを崩せた
 「そこらへんはさすがです。ベンチで「うまいっ」てなるもん。ここでこの球かと。ファウルの打たせ方もうまいしね~。でも、なんか、大量点取られるまでは、ちょっと面白いゲームやってんじゃねと思ったね」

 ―伊藤は二回だけがもったいなかった
 「そうだね。安定感あるわ、やっぱり。「たら、れば」になるけど、あの回がなかったら、山本君といい争いができて、またおもしろい勝負をできた。野手もプレッシャーになって、守りもプレッシャーになって。古川侑君も打たれはしたけど、2アウトになったら望月君に代えて、『今は1―1の同点の場面だ』という意識でマウンドに立てと。0―5だったから、逆に打たれたかもしれないしね」

 ―打席での「遊び心」とは何か
 「ブルペンでピッチャーが投げる球は、めちゃくちゃボールが見える。振らなくていいから。それを、たとえば、山本君のフォークだとして、フォーク、フォーク、フォーク来ても、ぜんぜん見極められるでしょ。それを真っ直ぐもフォークも全ていこうとすると、とんでもないところを振ってしまうから。ブルペンのような遊び心で見逃すみたいな気持ち。めちゃくちゃ見えるでしょ」

 ―王柏融にようやく安打が出た
 「そうそう。1打席目にフォーク振っていたから、1球目はオレ、待てって言ったの。ボール見なさいって。で、1球目に真っすぐ来て、ボールを見させて、見逃して、でフォークを打ったって。ただ、待たせたことが良かったの。見させたことが良かったかな」

 ―指導の成果が少しずつ出てきている
 「そんなん、すぐ現れたら全員に1時間2時間ずつ教えて(いるわっ)。上がったり、下がったり、下がったり、上がったり、徐々に」

 ―伊藤交代のタイミングは今後を見据えて
「そうですね。ピッチングコーチが代えましょうって。OKって」

 ―山本は昨年から17連勝
 「おー。じゃあ28くらい、いってほしいな。そういうのを応援しないと。やっぱり日本でエースと言われているピッチャーは上を目指して。でもそれは記録は抜かれるものだから。抜かれないくらいの記録をつくる気持ちで」

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