Bリーグ
レバンガ SR渋谷に逆転負け 佐古HC「アップアップになった」
■レバンガ68ー75SR渋谷 (3日、札幌・ 北海きたえーる)
B1東地区のレバンガ北海道は68―75でSR渋谷に逆転負けした。PF/Cショーン・ロング(29)がチーム最多の21得点15リバウンドの〝ダブルダブル〟を達成するなど、第3クオーター(Q)終盤まで最大9点のリードを奪っていたが、第4Q序盤に連続11失点でひっくり返され、最後は突き放された。きょう4日も札幌・北海きたえーるでSR渋谷と対戦する。
勢いに乗れない。前節はB1通算100勝を達成したが、今年に入ってからの16戦で連勝がない。佐古HCは「ターンオーバーから主導権を握られてアップアップになった」と肩を落とした。
2点、3点シュートの成功率は相手を上回った。リバウンドも43対37。ところが第4Q序盤に連続で11失点と逆転を許した。不用意なパスミスなど、後半だけで16度もボールを失い、そこからの速攻で失点を重ねた。
PG寺園は両チーム最多23得点を奪った相手PGベンドラメと何度もマッチアップ。「尊敬して背中を追い続けてきた存在」という高校、大学で1学年上の先輩を止めきることができなかった。
きょうの2戦目へ、「彼に点を取らせなければ、勝つチャンスはある。負けたくない」。相手の得点源を封じ込め、勝利をたぐり寄せる。
U18白樺に敗戦 SF内藤24得点
試合前、U18が昨季ウインターカップ道代表の白樺高と前座試合を行った。U18はBリーグ下部組織の全国大会で昨季2冠を達成。その2大会でMVPに輝いたSF内藤耀悠(道文教大付2年)が24得点を奪ったが88―99で敗れた。「ディフェンスの強度を上げていくことが課題。もっと仲間を生かして点を取っていきながら、自分で良いリズムをつくっていきたい。今年は全部の大会で優勝する」と誓った。