Bリーグ
レバンガ連敗阻止!ロングが今季通算1000得点で大貢献
■レバンガ北海道85-79SR渋谷(4日、北海きたえーる)
東地区のレバンガ北海道は85―79でSR渋谷に勝利した。今季加入のPF/Cショーン・ロング(29)が両チーム最多の28得点&10リバウンド。2試合連続で“ダブルダブル”を達成した。今季通算でも1000得点をクリアし、1017点と総得点で首位に浮上。1試合平均も23.7点と得点王争いでも首位をキープした。
「責任を感じて、1つでも多く勝つ」
終盤のしびれる展開を制し、前日に逆転負けした渋谷にリベンジ。ロングが2戦連続の大活躍を見せた。節目の得点達成には「自分の得点で勝利に貢献できているという部分で誇りに思いますし、うれしく思う」と控えめに喜んだ。
前半は8得点。後半に入ると、一気にエンジンがかかった。第3クオーター(Q)残り4分23秒。ゴール下のロングに左サイドのミラーから鋭いパスが飛ぶと、しっかり反応し、ジャンプショットで大台に到達した。
1点リードの第4クオーター残り3分28秒。そこから奪った13得点中、ロングがフリースローを10本中9本成功させるなど11得点。佐古HCは「しびれたタイミングでショーンがよくフリースローを決めてくれた」と最大級の賛辞を送った。
今季の残りは20試合を切った。「外国人選手として勝敗に関わる大事な部分を背負っている。責任を感じて、1つも多く勝って、いい形でシーズンを終わりたい」。昨季の韓国リーグ得点王が、日本でもタイトル奪取へ突き進む。