■札幌０－５鳥栖（６日、佐賀・駅前不動産スタジアム）

　―試合を振り返って
　「立ち上がりから最後まで運動量、出足の速さ、球際、全ての要素で鳥栖がわれわれを上回った。前半はビルドアップがうまくいかず攻撃の形をつくれなかった。後半立ち上がりから２度ほど興梠の決定機があった。それ以外はなかなかシュートに持ち込めなかった。サッカーなので自分たちが出来の悪いゲームはある。結果について選手を責めるつもりはない。監督である私が何が悪かったかを見つめ、次の試合に向かわなくてはいけない」
　

　―攻撃の糸口をつかめなかった要因は
　「一つだけではない。戦術的なものもあるし、３日前の浦和戦では素晴らしいビルドアップから相手をはがしていた。コンディションの状態もあるだろう。明らかに鳥栖の選手の方がフレッシュだった。コロナの影響も受けて、連戦を戦うまでのコンディションにはまだ戻っていないのかもしれない」