《BIGBOSS VOICE》2連敗も2桁安打で「暗くないよ、暗くないよ!」
■日本ハム5-8楽天(9日、札幌ドーム)
―2連敗を喫したが、打線が2桁安打と奮起した
「暗くないよ、暗くないよ! 出る選手、出る選手がいいところで打つし、ヒットも出た。これがどんどんかみ合ってくれば成長しますよ」
―タイムリーも出た
「万波君もいいポイントで打ったしね。その前だったら見逃せていないものが見逃せていたし、浅間君もよかったしね。みんなよかった。レイ(ヌニエス)の(八回の)ヒットも、打席の前に笑って行けと言ったの。入り込むんじゃなくて余裕を持って行きなさいと言ったら、ああいう当たりが出て」
―八回に清宮が代打で適時二塁打を放った
「土曜日でファンのみんなが来てくれて、ファーストから守らせようと思ったけれど、こういう時は代打で。あの音楽(ダース・ベイダーのテーマ)を聞いてもらって打つのは盛り上がる。期待に応えてくれていますよ」
―四回から3番手で登板した西村が、3回5奪三振の無失点と好投。
「よかった。テンポもよかったし、マウンドで踊るようなじゃないけれど、すごくうれしかった。古川(侑)君の(投手強襲の当たりは)危なかったね~。あれ147キロを真芯で捉えて何キロなんだろうと計算したら186キロくらい。ねえ、何キロなんだろう? あれ危ないよね? 向こうのバッターも『大丈夫ですか?』と。ああいうやりとりいいですよね。下手したら、大けがにつながるから」
―長打も増えてきた
「芯で捉えていましたよね。あのね、結果どうこうではなくて、打席の雰囲気なんですよ。見逃し方とか、芯で捉えて、ショートゴロだろうが、セカンドゴロだろうが、なんかこう、次を期待させるような。だから、あしたのオーダーはコーチに頼む。みんな使いたいけれど(守備位置)8個しかないから。きょうはみんな打ったから、あしたは本当に難しい」