－試合を振り返って
　「開幕から６分けのあと鳥栖に大敗し、選手たちは非常にプレッシャーがかかっていたと思う。連戦で修正する時間もないまま迎えたのも難しかった。選手たちはメンタルの強さを示してくれた。前節のような大敗の後は、怖がってしまったり、消極的な試合をしてしまうことはよくある。だが、立ち上がりから強い気持ちをもって冷静に戦ってくれた。
　非常にインテンシティの高い、緊張感あるゲームだった。ボールを動かしながらチャンスをつくることを試みたが、なかなかシュートまでいけなかったのが前半。だが、相手の狙いを抑えながらゲームを進められた。後半は、より具体的にゴールに向かっていこうと話した。セットプレーから先制できて良かったし、２点目を取れたのも良かった。連戦の３試合目でキツかったと思うが、よく戦ってくれた。試合を通して自分たちの狙いを出せていたし、勝利に値すると思う」

　－後半、流れが良くなった
　「前半の残り１０分くらいから、ＭＦ駒井とＭＦ荒野を入れ替えたが、その辺もゲームの流れが変わった要因だと思う。後半はそういった所も良い形で現れた」

　－今季初勝利でＪ１通算１００勝に到達した
　「今季に入って最初の勝利がＪ１通算１００勝というスタートだった。８節目にしてようやく達成できてうれしく思う。まさかここまでかかるとは思っていなかったが、苦しい中でつかんだ１００勝は、われわれにとって非常に価値のあるものだ」