１０位・北海道コンサドーレ札幌は１８日、敵地で５位・神戸と対戦する。前節のセレッソ大阪戦で右足首を痛めて途中交代したＭＦ宮沢裕樹主将（３２）は１５日の練習から復帰。８月に神戸に加入した日本代表のＦＷ大迫勇也（３１）を止め、敵地２連勝へと貢献する。

　宮沢が日本のエースを止める。「あれだけ海外で活躍して、日本を代表する選手。そこを抑えることが自分の役割」と、気合十分。スター軍団に加わった新たな攻撃の核を封じ込める。
　セレッソ大阪戦で痛めた右足首は幸いにも軽傷で済んだ。１４日は大事を取って別メニューだったが１５日から合流。「もう問題ないです」と、プレーには影響がないことを強調した。
　前回ホームでの対戦では、３―０とリードを奪いながら、屈辱の逆転負け。「自分たちの緩さ、甘さがああいうゲームになっている。気を引き締めないといけない」と、勝利で悪夢を振り払う。
　リーグ戦の順位は１０位。まだまだ上位浮上を狙える位置にいる。「自分たちが勝っていくことでしか、（上は）見えてこない」。上位撃ちで、再び勢いに乗る。（西川薫）