■男子ゴルフ・ＡＮＡオープン（第１日 １６日、札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース、７０６３ヤード、パー７２）

　２年ぶりの開催に、道内関係からプロ６人、アマチュア２人が出場。今季ツアーで初優勝した江別出身の片岡尚之（２３、フリー）が最終９番（パー５）で、２オンに成功して　イーグルを奪うなど６バーディー３ボギーの６７、首位と２打差の４位タイと好位置につけた。

　地元初優勝＆ツアー２勝目を狙う片岡が、最高のスタートダッシュを見せた。首位と４打差で迎えた最終ホール。残り２５４ヤード、５番ウッドでグリーンを狙うと、ピン４メートルに２オン。しっかりと沈めてイーグルを奪った。「最終ホールは全部完璧」と自画自賛のプレーに笑みが浮かんだ。
　この大会は札光星高２年の２０１４年に５７位タイでアマチュア最上位に入った。当時から１０キロ増量。ドライバーの飛距離も３０ヤードほど伸びた。「攻め方も変わるし、狙いも前とは違う」と自らの成長に胸を張った。
　プロ１３戦目で初日１桁順位は初めて。地元優勝へ残り３日間。「北海道では今年最後。１打でもいいプレーをして、優勝目指して精いっぱい頑張りたい」。アグレッシブなゴルフで優勝戦線に食らいつく。