ファイターズ
石井 2号2ラン含む2安打3打点で孤軍奮闘「隙を見せないように」
■日本ハム3-4西武(13日、ベルーナドーム)
チームの全得点叩き出した
「7番・遊撃」で先発した石井一成内野手(27)が一人、気をはいた。4点を追いかける五回1死二塁。「速いボールに打ち負けないように」と西武の先発・松本の直球に狙いを定めていた。
その初球に投じられた145キロ直球をミスすることなく完璧に捉えると、打球はそのまま右翼席に吸い込まれ、追い上げの2号2ランとなった。七回にも中前適時打を放ち、この日は2安打3打点とチームの全得点を生み出した。九回には犠打も記録し、しっかりと状況に応じた役割も果たした。
「隙を見せないように、できることはしっかりとやっていくことが(勝利への)一番の近道だと思う。一つ一つ小さなことからやっていければ」と堅実なプレーで苦しい戦いからの脱却を図る。