コンサドーレ
2022/04/13 23:20

コンサドーレ逃げ切り失敗 2点先制も京都に逆転負け

2―0から逆転負けを喫し、悔しさをにじませる札幌の選手たち(撮影・館山国敏)

■ルヴァン杯 1次L第4節 札幌2-3京都(13日、京都・サンガスタジアムbyKYOCERA)

 北海道コンサドーレ札幌はアウェーでルヴァン杯・京都戦を戦い、2―3で逆転負けを喫した。前半にMFルーカス(27)とDF岡村大八(25)のゴールで2点を先行するも、その後に3点を失い、逃げ切りに失敗した。

ルーカス、岡村のゴールで立ち上がりは圧倒

幸先良く奪った2点のリードを生かせず、痛恨の逆転負け。札幌は敵地から勝ち点を持ち帰れなかった。

 今季リーグ戦初勝利を飾った10日の名古屋戦から中2日。過密日程で大幅ターンオーバーを選択も、立ち上がりは圧倒した。前半2分にはルーカスがこぼれ球に素早く反応して先制。同20分にはルーカスの右CKから、岡村が豪快なヘディング弾を叩き込んで突き放した。

 前半のうちに1点を返され、ペトロビッチ監督はハーフタイムに「後半、1点、2点決めて試合を決めよう。後半が勝負」と気合を注入。しかし終わってみれば、京都にホームの意地を見せられて、後半に2点を献上。逆転劇の引き立て役となった。

 互いに一歩も引かない打ち合いで、両チームが放ったシュートは合計30本。3失点も痛かったが、幾度も好連係でゴールに迫っていただけに、好機を仕留めきれなかったことも響いた。

 雪辱の機会はすぐにやってくる。試合の延期により、同じルヴァン杯の同戦が行われるのは1週間後の20日。ホームでリベンジを果たす。

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