ファイターズ
2022/04/20 23:45

梅林 1軍デビューで好リード 大卒3年目「やっと出られた」

試合前にシートノックで声を出す梅林(撮影・桜田史宏)

日本ハム2-4楽天(20日、楽天生命パーク)

 待ちに待った瞬間がやってきた。大卒3年目の梅林優貴(24)が、八回の守備から田宮に代わって「9番・捕手」で途中出場し、念願の1軍デビュー。4番手で登板した西村を好リードでサポートし、3者凡退に仕留めた。

 五回で4点リードを許す試合展開に「キャッチャーの交代もあるかな」と気持ちの準備を整え、結果につなげた。ベンチに戻ると、タッグを組んだ先輩右腕から「堂々としていたよ」と褒められた。「きょうは1イニングだけですけど、やっと1軍で出られた。ちょっと安心している」。試合後は緊張から解放され、ホッと胸をなで下ろした。

 打席は回ってこなかったが、確かな一歩を踏み出した。1軍定着、そしてレギュラー獲りへ「きょうみたいに、負けていても締めていく守備機会を増やしていきたい。これから点を取られても、慌てず落ち着いて、周りを見てプレーしていきたい」と力強く意気込んだ。

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