コンサドーレ
2022/04/20 23:40

札幌4発快勝! 中島2G1Aで今季本拠地初勝利

通算10ゴール目も、まだ坊主頭でいる

後半にゴールを決めた中島(左)。トレードマークの頭は「まだ坊主でいたい」(撮影・松本奈央)

■ルヴァン杯 1次L第3節 札幌4-1京都(20日、札幌ドーム)

 北海道コンサドー札幌は20日、延期となっていたルヴァン杯ホーム京都戦を4―1で勝ち、今季公式戦、本拠地初勝利を挙げた。後半6分にFWガブリエルシャビエル(28)が移籍後初ゴールで先制。一時同点に追い付かれたが、同22分にはFW中島大嘉(19)が得意のヘディング弾で勝ち越しに成功。二人はその後も1点ずつ挙げ、試合を決めた。これでグループリーグ2勝1分1敗で勝ち点7。京都と並んで首位タイに浮上した。

中島驚異の高さのヘッド2発&シャビエル移籍1、2号

 「利き足は頭」と公言する19歳が、驚異のヘディングで2ゴール1アシスト。中島は「めっちゃうれしかった。これからも継続して取っていけたら」。13日の同戦逆転負けのリベンジにも成功し、今季公式戦最多の4得点をけん引。ホーム5試合目で、ついに本拠地初の勝ち点3に導いた。

 今季公式戦10試合目で初のフル出場の起用に最高の結果で応えた。後半にシャビエルの移籍後初ゴールをアシストすると、同点に追い付かれた同22分。左サイドのFW菅からのクロスに、中島が頭でどんぴしゃり。ズバ抜けた高さを生かして、今季公式戦チームトップの5点目をマークした。

 チームのこれまでの鬱憤を晴らすゴールラッシュだ。同30分、シャビエルが左足で追加点を決めると、争うように中島のヘディングは再び火を噴いた。同43分、今度は右サイドのMFルーカスのクロスに反応。3月2日の柏戦に続き、1試合2ゴールを決め、雄たけびを上げた。今季6点中、5点をヘディングで生み出した。

 これで自身通算10得点。丸刈りがトレードマーク。10点取ったら髪を伸ばすと話していたが「まだ坊主でいたい。シーズン10点にしようかな」と上機嫌。「足でも取りたい」と、さらに欲は加速する。

 グループリーグ突破へ大きな勝ち点3を手にした。次は第2節で勝利している柏と札幌厚別で対戦。勝って4年連続のプレーオフステージ進出を決める。

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