ファイターズ
《ハム番24時》4月21日
伊藤の〝土下座ポーズ〟は、大きな話題になった。16日のロッテ戦できわどい球をボールと判定され、思わず両膝から崩れ落ちた。決して判定を批判する意図はなく、審判には直接、ファンにはSNSを通じて謝罪した。
周囲へ敬意を払うことは大前提だが、一流選手が見せる感情的な部分も、プロ野球の醍醐味(だいごみ)であると思う。21日に取材に応じた伊藤は「僕らも真剣勝負。命を懸けてやっている。そういう姿が伝わると、すごくプロフェッショナルとしてやっている意味がある。僕はそのスタイルを変えなくていいのかな」と覚悟を口にした。道産子右腕の思いは、きっと多くのファンに伝わっている。