元AKB48宮崎美穂 23日、夢の始球式「目標は170キロ!」
23日のソフトバンク戦前に始球式を行う元AKB48の宮崎美穂(28)が22日、道新スポーツ本社を訪れ、意気込みを語った。
今季は「スカパー!北海道日本ハムファイターズ応援団長」に就任して全力応援している。14日に行われたAKB48の卒業公演後には「いつか一人で始球式をやってみたい」と話していた。過去にAKB48メンバー複数人での始球式は経験しているが、一人は人生で初めてだ。早くも夢がかない「目標は170キロです!」と豪快に宣言した。
2015年、友人に誘われて東京ドームでの主催試合を観戦に行ったのが、日本ハムファンとなったきっかけだった。「全然野球もわからなくて。元々『野球が大好きだ』とか、『日ハム応援したい』とかそういう感じじゃなかったんですけど、すごい楽しかったです」と一気に惹きつけられたという。
今では月1、2回の頻度で、千葉・鎌ケ谷で行われる2軍戦にも足を運ぶほどだ。「(鎌ケ谷スタジアムは)アットホーム。私に気付いてくださった方も『みゃお(宮崎の愛称)。おはよ~』みたいな。友達みたいな距離感が逆に居心地良くて」と笑う。
1993年生まれの宮崎は、同学年の上沢や近藤、松本剛らを応援している。くしくもきょうの先発は上沢だ。〝推しメン〟の一人との思わぬコラボに「すごいプレッシャー。あんなに素晴らしいピッチャーの前で、私が投げさせてもらえるなんて夢にも思ってなかった。失礼のないように一球入魂で」と恐縮しきりだった。
今シーズンの戦いぶりについて「最初は打線がつながらなかったけど、最近は調子がいい選手が多いですよね。乗ってきているなという感じで楽しいです」と今後の巻き返しに期待を寄せている。浮上を後押しできる存在となるべく、「いい始球式にしたい」と目を輝かせた。夢実現の1球に、全身全霊をかける。