野球独立リーグ「北海道フロンティアリーグ（ＨＦＬ）」の士別サムライブレイズが２５日、士別市内のホールで「２０２２シーズン新チームお披露目会」を開催した。プロ野球・近鉄時代に３度、本塁打王に輝いたラルフ・ブライアント新監督（６０）が米国の自宅からオンラインで参加。選手に全力プレーを求め、ファンに成長していく姿を披露することを約束した。

「勝負強いチームにしたい」

　お披露目会には選手１８人とチームスタッフ、関係者らが出席した。今季の新ユニホームが披露され、トライアウトの実施なども発表された。

　注目のブライアント新監督もオンラインで参加し、「勝負強いチームにしたい。地域やファンの皆さまとの交流も楽しみにしている」と声を弾ませた。旭川市出身で主将の阿部巧外野手（２６）は「今から開幕が楽しみ。チームは２年目。ＨＦＬは１年目。新たな歴史をつくり、ＨＦＬの初代チャンピオンになれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

　士別は昨年に発足。北海道ベースボールリーグに所属していたが、美唄ブラックダイヤモンズ、石狩レッドフェニックスとともに今季、ＨＦＬを結成した。リーグは５月１日に開幕する。