■日本ハム６－２オリックス（２８日、東京ドーム）

　―今川が４安打３打点２本塁打と大爆発した
「後は右投手をどういう風に打っていってくれるかなという楽しさはある。これ両方同じように結果を出してくれたら、タレント候補の一人になっていく。まあ、あと松本君もね、膝のちょっとしたけがからの、ここが大事なんですよ。こういうところでチャンスをつかんでいける選手が増えてくれたら層が厚くなって、面白いチームになるとは思います」

　―２６日に敗戦投手となった北山が、４点リードの九回から登板し１回無失点に抑えた
「良かったね、きょうは。膝の曲がり具合が、俺にしか分からない。下半身から伝わってのキレかな。キレの方を大事に、球威は１５５を出したって、きょうは違うなとか思うときもある。やっぱり打つのがいいと守りも良くなってくるしね。守りがいいと打つのも良くなってくるから、守りも大事になってくるし、きょうのパンパンって出たのは伊藤くんのテンポの良さ、あれがね、見えないとこの勝利」

　―万波、清宮らが鎌ケ谷の２軍戦とダブルヘッダー
「それは僕と（林）ヘッドで（決めた）。きょうはスタメンはないし、距離も近い。打席に立たせて、そしたらほとんど四球やったらしい。びっくりした、報告聞いて。僕の時代は午前中１試合出て、午後１試合出ての繰り返しでしたからね。それでも、きついとかそんなの全く関係ないです。とにかく１軍でプレーをしたいっていう気持ちだけしかなかったから」

　―２７日は七回無死満塁の好機で無得点に終わった
「（林）ヘッドコーチとも話すんだけど、この場面、俺たちが打席に立ったら〝緊張ツヨシ〟になるよね。打ったらヒーロー。気持ちは分かるけど、打って自信をつけさせるのがきのうの俺のテーマ。サイン何もないから好きに自分のスイングしてきなさいって」

　―２７日の試合前には、前日にミスをした北山と会話していた
「『パニクりました』、『すみませんでした、流れを崩してしまって』って。大丈夫、大丈夫。だって初めてだよ、プロ野球の世界。ああいうこともあるけど、あれを減らしていこうと」