北海道ラグビー協会が初開催したイベント「北海道ラグビーの日」の一環として、関東大学春季大会の早明戦が１日、札幌ドームで行われた。同会場でのラグビー公式戦は２０１９年Ｗ杯日本大会以来で、道内での早明戦は１３年以来９年ぶり。

　試合は昨季の全国大学選手権準優勝の明大が２６―１９で早大に勝利し、７８２２人のファンを沸かせた。明大は前半に１４―５でリードも後半は一時同点に。ロスタイムでプロップ富田が決勝トライを奪った。明大の石田主将は「ライバル校として絶対に負けられない一戦だった」と話し、早大の相良主将は「できることなら、またここで試合がしたい」と振り返った。

　後半２２分に途中出場した早大プロップの平山（函ラサール高出）は、「１軍デビュー戦だったが、地元での試合となって光栄。レギュラーになれるように頑張っていく」とコメントした。