コンサドーレ
14日鹿島戦で宮沢が2戦ぶり先発濃厚 首位封じ6戦連続無失点導く
北海道コンサドーレ札幌は14日、アウェーで鹿島と戦う。MF宮沢裕樹(32)の2試合ぶり先発が濃厚。頼れる主将が守備を統率する。首位・鹿島の強力な攻撃陣を封じ、6試合連続無失点を目指す。
「今やっていることを自信を持ってやれれば勝てる」
7日の京都戦を回避した宮沢は2試合ぶりの先発復帰が濃厚。G大阪戦から中2日で迎えた前節はコンディション調整を優先し、メンバーを外れていた。「1試合休ませてもらったので、しっかりコンディションを整えて鹿島戦に向かえる」と、首位チームとの一戦に照準を合わせてきた。
札幌は5試合連続で無失点。メリハリの効いたマンツーマンプレスが成熟し、90分間安定感ある戦いができている。「誰が出てもしっかりしたベースを出すことができて、球際でもしっかりやれている」。前節は代わりにリベロで先発したDF岡村を中心に得点ランクトップの京都FWウタカらをシャットアウト。戦力の底上げも証明した。
対する鹿島は今季リーグ首位を快走。FW上田、鈴木の強力2トップを抑えられるかが、鍵になる。「あの2人で点を取ることが出来るし、動き出しも非常にいい」と警戒。それでも「(無失点を)継続できれば負けることはない。今やっていることを自信を持ってやれれば勝てる」と、6戦連続の完封へ意欲を示した。
3位・横浜Mとの勝ち点差は「4」。粘り強い戦いで上位チームに食らいついている。「毎年、ここで勝てば上に行けるというところでつまずいてしまっているので」と気を引き締めて臨む大一番。伝統ある強豪を封じ、堅守が本物だと証明する。