ファイターズ
上原が交流戦ヤクルト戦で二刀流先発へ「これっぽっちも自信がない」
■イースタン 日本ハム2-0ヤクルト(17日、鎌ケ谷)
投打二刀流に挑戦している日本ハムの上原健太投手(28)が17日、2軍ヤクルト戦(鎌ケ谷)に先発し、4回無失点と好投した。新庄剛志監督(50)は、5月下旬に始まるセ・パ交流戦での二刀流解禁を示唆している。まずはDHのない24日からのヤクルト3連戦(神宮)で投手として先発し、打席に立つ見込みだ。試合は2―0で勝利した。
2軍戦で先発調整 4回3安打無失点
二刀流デビューへ、〝投手・上原〟は準備OKだ。プロ7年目はここまで1軍で13試合、全てリリーフで登板していたが、交流戦に備えて2軍戦で今季初先発。4回を投げて3安打無失点に抑えた。「同じ打者と2回対戦して、中継ぎとの違いを感じた。(先発は)久々だったので難しい部分もあった」と苦労しつつも、しっかり結果を残した。
ビッグボスは1軍の交流戦での投打同時出場を示唆しており、まずは24日からのヤクルト3連戦で先発登板が見込まれる。敵地開催でDHがなく、必然的に打席にも立つ。〝打者・上原〟は「これっぽっちも自信がない。二刀流というよりDHがないだけ、という感じでいこうかな。打つ打たないより、チームプレーができないと使い物にならないので、そこは何とかやっていきたい」と謙虚に意気込んだ。