ファイターズ
ドラ9上川畑が2軍で躍動!2安打1打点&8戦連続無失策
■イースタン 日本ハム3-6ヤクルト(18日、鎌ケ谷)
日本ハムのドラフト9位・上川畑大悟内野手(25)が18日、2軍ヤクルト戦(鎌ケ谷)に「1番・遊撃」でフル出場し、2安打1打点の活躍を見せた。守備ではデビュー戦から8試合連続で無失策。初の1軍昇格へ攻守でアピールを続けている。試合は3―6で敗れた。
1球ごとに細かく守備位置修正
背番号4を受け継いだルーキーの上川畑が、守備で光っている。今季は2軍戦に二遊間で8試合出場し、失策ゼロ。この日も遊撃で軽快な動きを披露し、投手を支えた。
1球ごとに細かく守備位置を修正し、素早くボールを捉える。「打者の特徴、投手の球質や状態、(打者が)どの球にどう反応をしているかを見てポジショニングを変えています」。入念な準備が、好守の秘訣(ひけつ)だ。
守るだけではない。打撃も上々で、2軍戦の打率は.296(27打数8安打)。この日は五回に中前適時打を放つと、八回にも、しぶとく中前に運んだ。「僕はロング(長打)は打てない。できることを頭で整理して打席に入った。ヒットが出たので良かったです」。早期1軍デビューへ、死角は見当たらない。