ゴルフ
パット復調の片岡が首位と1打差3位タイに浮上
■男子ゴルフ・ANAオープン第2日(17日、札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース、7063ヤード、パー72)
首位と2打差で出た江別出身の片岡尚之(23、フリー)が、5バーディー、2ボギーの69。スコアを3つ伸ばし、通算8アンダーで首位に1打差の3位タイに浮上した。また、幕別町出身の植竹勇太(25、セガサミーホールディングス)も6バーディーの66。初日35位から片岡と同じ3位タイへジャンプアップした。道内関係ではこの2人が予選を通過した。
片岡が首位の背中を完全に捉えた。強風でアイアンショットが思うようにいかない中、得意のパッティングが復調した。この日は18ホール中、1パットが10度。今大会2日間通算の平均パット数は出場選手中2位。「やっと良くなってきた」と、東北福祉大3年時に父・誠之さんから譲り受けたエースパターでバーディーを量産する。悪天候が予想される勝負の3日目。「耐えて、最終日にガッツリとスコアを伸ばして優勝できれば」。上位キープへ我慢の1日になりそうだ。