■日本ハム１－３ヤクルト（２４日、神宮）

　―（試合前、神宮球場を見渡して自ら）
　「（２００６年の）オールスターで川上憲伸君に試合前、『この辺（頭の上）投げてみて』と言って、投げた後に俺が変身するからって。ベルトを光らせて打席に立った覚えがある。ツーベースがいいと思ったから、レフト線に打った記憶はめちゃくちゃある。この球場だったらウチの選手は（本塁打を）５０本ぐらい打っているね。狭いから。風も意外と伸びるんです」

　―右膝治療で離脱していたルーキーの上川畑が、１軍初昇格した
　「向こう（２軍）は『もう少し様子を見たい』といっていたが、『こっちで様子見る！』と昇格させた。１軍の方が気合も入るだろうし、２軍で気にしながらやっていたらレベルがポンと上がらない」

　ー監督として臨む初めての交流戦。ＤＨがないことで采配の違いは
　「ないない。まあまあ、この間も言ったけど、セ・リーグでやってたようなことをやればいいんでしょ？　ピッチャーの時にどうするか。このピッチャーが良かったら代打を送らずにそのまま、とか。思い出して。思い出してって言うか、頭に入っているから。あとは、オレの、当たるか当たらないかの問題であって。ま、楽しんで打席に入ってくれたらいいですよ。ピッチャーも。打てなくて当然ですから。バッターみたいに打ちにいくことはなく、もってきたボールをトンとするバッティングしかできないから。それで意外と三遊間とか、ショートの頭にフラフラフラーっていう打球を打ってくれたらもう最高っすね」

　―早実高出身で神宮球場にゆかりのある清宮を「４番・一塁」で先発起用した
　「３番と４番を替えてみた。なんか神宮、慣れているらしいじゃない。打席での感覚がこう昔を思い出して。左中間あたりに放り込んでくれるイメージ。放り込まなくても、左中間にツーベースとか。そういうイメージが湧いて」

　―５打数１安打４三振だった
　「まあまあ、いいときもあれば悪い時もある。慣れた神宮でね。まあ、１本打ったじゃない」