ファイターズ
上原〝二刀流解禁〟 無失点&二塁打で潜在能力見せた
■日本ハム6-7ヤクルト(25日、神宮)
今季から挑戦している投打二刀流の可能性を見せた。上原健太投手(28)が「8番・投手」で今季初先発を果たすと、投げては4回⅓を無失点、打っては左中間への二塁打をマークするなど、そのポテンシャルの高さを見せつけた。
五回途中で降板「五回は投げ切りたかった」
立ち上がりから無失点投球を続けていたが、五回に連続四球などで1死一、三塁のピンチを招いたところで降板。今季初勝利はお預けとなり「そんなに状態が良いとは言えない中、何とかゼロを積み重ねられていただけに、五回は投げ切りたかったです。できることなら降板拒否をしたかったです…(笑い)」と冗談交じりに振り返った。
それでも長身から投げ下ろす角度のある投球、2018年に特大本塁打をマークしたパワー、そしてチーム一とも言われる俊足を存分に披露。誰もが将来を楽しみにするような上原の〝二刀流劇場〟だった。