高校野球
クラーク2年新岡歩が六回途中1失点の好投〝第3の投手〟として存在感
▽春季全道高校野球1回戦(25日、札幌円山)クラーク8-1北星大付
道大会初先発したクラークの右横手投げ、新岡歩輝(2年)が5回⅔、1失点。被安打9本もゲームをつくり、「安打も打たれてピンチも多かった。冷静にコースを突いて打ち取る投球ができた。後ろに山中さんがいるので楽に投げられた」と、最少失点でエース左腕の山中麟翔投手(3年)にマウンドをつないだ。
後を任された山中は、2回⅓を投げ、投球数はわずか38球。「1週間で500球の制限の中で、新岡(歩)が心強かった」と、頼もしい後輩に感謝した。佐々木啓司監督(66)も、「きょうは新岡(歩)に尽きる」と絶賛。左右の二枚看板に続く〝第3の投手〟として存在感を示した。