コンサドーレ
FW中島 U-23アジア杯代表へ 自身初の国際大会「名を広める」
北海道コンサドーレ札幌のFW中島大嘉(19)が27日、「U―23アジア杯ウズベキスタン2022」(6月1~19日)に出場するU―21日本代表に追加招集された。今季、公式戦でチーム最多の6得点を挙げている若きストライカーが自身初の国際試合で存在感を示し、さらなる飛躍につなげる。
小野から海外遠征の必需品教わる
驚きはない。むしろ、あるのは自信だけ。代表入りの吉報を受け、オンラインで取材に応じた中島は「(アジア杯に)行く気でいました。インパクトを残して世界に名を広めようと思っていました」と語気を強めた。
選ばれるべくして選ばれた。今季ここまでの公式戦で、チーム最多のゴール数を誇る。特に打点の高いヘディングは「利き足は頭」と豪語する通り、他クラブから警戒の対象とされている。
初の国際舞台に臨む。多くの海外クラブで活躍してきたチームメートのMF小野伸二(42)から変圧器など、海外遠征時の必需品を教わった。プレーに集中する環境は整った。
あす29日のアウェー神戸戦の後、代表に合流する。「内容が悪くても毎試合1点。どれだけゴールに飢えていけるか。代表FWとしてゴールを追い求める」。役割は重々承知している。結果にこだわり、成長を期す。