ファイターズ
2022/05/27 23:35

杉浦 28日3年ぶりに交流戦先発 憧れた巨人軍倒す

巨人戦に先発する杉浦がキャッチボールで調整

 かつて憧れた巨人軍を倒す―。日本ハムの杉浦稔大投手(30)が28日の巨人戦(札幌ドーム)に先発登板する。日本ハムが北海道に移転するまではファンだった道産子右腕は、地元での打倒巨人に闘志を燃やしている。

 杉浦が先発としては3年ぶりの交流戦に挑む。普段は対戦しない相手だけに「相手の雰囲気をつかむ前にババッといかれると、ちょっと嫌だなという感じはある。逆にそこをすんなりいければ」と立ち上がりを重要視した。

 日本ハムの北海道移転前、道内でのプロ野球中継はほとんどが巨人戦。杉浦も小学生時代に観戦することが多く、自然と応援するようになった。スター軍団だった巨人の中で特にファンだったのは「やっぱり松井さんですね」と日米通算507本塁打を記録した松井秀喜氏の名を挙げた。

 今季の巨人打線については「やっぱり岡本選手が中心にはなると思う」と、昨季まで2年連続でセ・リーグの本塁打王と打点王を獲得している巨人の主砲を警戒。「岡本選手の前になるべくランナーをためないというのは大事なポイント」と攻略への鍵を語った。

 前回登板から中12日と休養も十分。この期間のブルペン投球では球数を多めにするなど、工夫を凝らした。あとは、自慢の直球で球界の盟主をねじ伏せるのみだ。

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