ファイターズ
2022/05/28 22:53

札幌ドーム初出場の上川畑が初打点&初適時打「チャンスに強いバッターに」

七回2死三塁でプロ初適時打となる左前打を放った上川畑

■日本ハム4-8巨人(28日、札幌ドーム)

七回2死三塁から左前打「センター返し、イメージ通り」

 守備に定評のあるルーキー・上川畑が、打撃で光った。「9番・遊撃」で先発し、札幌ドーム初出場を果たすと、プロ初打点を含む1安打2打点。2万7000人を超える観衆の前であいさつ代わりの活躍を見せ「ファンの期待に応えたかった。チームに貢献できる一打を意識している。チャンスに強いバッターになりたい」と力を込めた。

 3点を追う五回1死三塁から三ゴロを放ち、プロ12打席目で初打点を挙げたが「ちょっともったいない打席」と悔いが残った。七回には2死三塁と再び好機で打席に立ち、今度はきっちり左前に運んでプロ初適時打をマーク。「冷静にセンター返し中心でいこうと、そのイメージ通り打てた」と納得の一打だった。

 得意の守りでは、1点リードの五回1死二、三塁で、正面の強いゴロを弾き、三走の生還を許した(記録は遊ゴロ)。前進守備で難しい打球だったが「一瞬足が止まってしまった。捕球してからでも間に合う打球だった」と反省した。この日がプロ4試合目。一つ一つの経験を成長の糧に、走攻守揃った正遊撃手を目指していく。

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