コンサドーレ
シャビエルまさかの一発退場…札幌 神戸に4失点完敗で今季初連敗
■札幌1-4神戸(29日、兵庫・ノエビアスタジアム神戸)
北海道コンサドーレ札幌はアウェーで神戸と対戦し、1―4で敗れた。1点ビハインドの後半14分にFWドウグラス・オリベイラ(27)のゴールで同点に追い付いたが、直後に3失点した。今季初の連敗で順位は11位に後退。今季の4敗はいずれも4失点以上の大敗で、得失点差マイナス11はリーグワーストになった。
順位は11位後退 得失点差はリーグワースト
2戦連続の大敗が、深刻なチーム状況を色濃く反映した。6失点した柏戦から立て直せず、今季初の連敗。敵地で4失点を喫して散った。
ドウグラスの今季初得点で一時同点に追い付くまでは、好機も作れていた。しかし同19分に再びリードを許すと、同24分、29分と立て続けに失点。4失点のうち3点はセットプレーからネットを揺らされ、課題が露呈した。
反撃の芽もついえた。後半28分にピッチへ入ったFWシャビエルは、わずか3分のプレーで一発退場。「退場者が出た時点でこの試合の結果は決まってしまった」とペトロビッチ監督。7人の負傷者を抱える上に、DF福森が出場停止。神戸は最下位に沈んでいるとはいえ、FW大迫を途中投入できる充実の戦力を揃える。スター軍団相手に分が悪すぎた。
リーグ戦は中断期間に入るが、広島とのルヴァン杯プレーオフ、天皇杯が控える。DF岡村は「けが人が多いとか暑さとかは理由にならない。ひとつにまとまって勝利を目指していく」と切り替えた。踏ん張りどころだ。